クオカードやQUOカードPayを電子マネー化できるのか知りたい人、必見!
結論、どちらも電子マネーにチャージすることはできません。
それでもPayPayやSuicaで使いたいという場合、間接的に電子マネーチャージする方法はあります!
その方法は、換金すること。
本記事でクオカードとQUOカードPayの電子マネー化について詳しく解説します!
しかし「わざわざ換金するメリットなんてある?」「クオカードをQUOカードに移行したら良いのでは?」という人もいるのではないでしょうか。
実は100%の換金率で電子マネー化することも不可能ではありません。
これらの疑問も解決できる内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください!
クオカードとQUOカードPayは別のサービスです。
目次
1.クオカードの電子マネー化!PayPayやSuicaチャージは不可
クオカードを直接電子マネー化する方法は現在ありません。
代表的な電子マネーの
- PayPay
- Suica
- WAON
を使っている人は多く、クオカードをスマホに取り込みできたらより便利にはなりますよね。
しかし、これら以外の全ての種類の電子マネーにクオカードをチャージすることはできないのです。
本当にできないのか?この章で各電子マネーのチャージ方法を確認していきましょう。
1-1 PayPayチャージ
クオカードはPayPay残高チャージに使えません。
現在PayPayチャージに対応しているのは、
- 銀行口座
- PayPayカード
- PayPayクレジット
- ソフトバンク / ワイモバイルまとめて支払い
- セブン / ローソン銀行ATM(現金)
- Yahoo!オークション / フリマ売上金
のみ。
クオカードは非対応となっています。
1-2 Suicaチャージ
交通系電子マネーのSuicaにもクオカードはチャージできません。
Suicaにチャージ可能なのは次の5つのみ。
- 現金
- ビューカード決済
- JRE POINT
- クレジットカード
- 外貨
また、公共交通機関の支払いにクオカードは使えません。
1-3 WAONチャージ
イオングループで使える電子マネーのWAONにもクオカードはチャージできません。
WAONにチャージ可能な方法は次の5つです。
- 現金
- クレジットカード
- イオン銀行口座
- WAONポイント
- 外貨
また、イオンでクオカードは利用不可。
楽天ポイントに変換する方法も今のところ換金しかありません。
\クオカード×楽天サービス情報/
2.QUOカードPay|電子マネーにチャージ不可
QUOカードPayもPayPayやSuicaといった電子マネーにチャージすることはできません。
QUOカードPay公式サイトに次の記載がありました。
その他、加盟店によっては以下一部商品/サービスを購入除外品として定められております。
- 公共料金、各種税金、amazon等通信販売のコンビニ店頭支払い等収納代行サービス
- QUOカードを含むプリペイドカード、posaカード、商品券類
- 切手、印紙
- その他取扱店が指定した商品など。
(例 paypay等電子マネーのチャージ)引用元:QUOカードPay公式サイト / QUOカードPayで購入できない商品・サービス(買えないもの)を教えてください
現金同様に使えるQUOカードPayですが、使えるのは店頭の商品購入のみ。
それでも電子マネーチャージしたい場合、換金という方法でなら間接的にチャージすることは可能です。
詳しい換金相場や買取業者は次の記事をご覧ください。
\どこで換金するの?/
3.クオカードはQUOカードPayに移行できない
クオカードとQUOカードPayは、発行元こそ同じ「株式会社クオカード」ではあるものの、サービスは全くの別物。
そのため、クオカードをデジタルギフトのQUOカードPayに移行することはできません。
QUOカードPayには専用のスマホアプリがあり、アプリ内にコード番号を入力することで複数所持しているデジタルコードを合算することは可能です。
しかし、それは同じサービスであるQUOカードPayだったらの話。
クオカードに記載された番号をQUOカードPayのアプリに入力しても、残高をアプリに移行することはできないのです。
4.クオカードを電子マネー化する方法は換金だけ!
クオカードを電子マネー化する唯一の方法は換金すること。
その理由は、電子マネーは現金であれば基本的にどの種類でもチャージが可能だからです。
ただし、クオカードを換金率100%で買い取ってもらえるのは極々稀。
ではいくらで換金できるのか、この章で
について解説します!
4-1 換金率
クオカード取り扱い金券ショップと換金率を次の表で紹介します。
店舗名 | 換金率 |
---|---|
買取大吉 | 90〜95% |
J・マーケット | 90〜95% |
アクセスチケット | 50〜100% |
チケットレンジャー | 80〜95.5% |
アクセスチケットの換金率の幅は広いですが、50%は傷や汚れがある状態の悪い場合のみ、100%はアニメやアイドル・限定配布といった限られたクオカードのみです。
そのため、デザインに希少性のある場合を除き、クオカード換金率の相場は90〜95%とみて良いでしょう。
また、満額換金できなくても電子マネー化するメリットは十分にあり、こちらは5章で解説します!
クオカードに有効期限はないので、状態さえ良ければ基本的に買い取ってもらえますよ!
4-2 換金方法
金券ショップでのクオカード換金方法は、基本的に次の2つ。
- 店頭買取
- 郵送買取
店頭買取は、駅近の金券ショップで取り扱っている場合が多いですが、全国展開の
- 大黒屋
- 買取大吉
- 買取むすび
でも買取可能なので、どのエリアに住んでいても比較的に換金しやすいと言えます。
店頭の場合は、取り扱い店舗に持っていき査定してもらい、その場ですぐ換金。
郵送の場合、取り扱い店舗にクオカードや必要書類を送付し、店舗到着後に査定、その後指定の銀行口座に入金という流れが一般的です。
買取の際にはマイナンバーカードや運転免許証といった身分証の提示・郵送時はコピーが必要になるので忘れずに準備しましょう。
また、「身分証出して周りに換金がバレることはないの?」と気になる人は次の記事をご覧ください!
\クオカード情報は2章/
5.クオカードを電子マネー化する5つのメリット
「換金したら満額電子マネー化できないのにどんなメリットがあるの?」
クオカードを電子マネー化するメリットは次の5つです。
- 持ち運ぶ必要がなくなる
- 買えるものが増える
- ポイントが貯まる
- 比較的高く換金可能
- 価値が下がりにくい
中でもポイント還元は、活用することでクオカード換金時のデメリットでもある「手数料」を実質無料にできることもあります!
これらについて詳しく解説するのでご覧ください。
5-1 持ち運ぶ必要がなくなる
クオカードを電子マネー化したい多くの人は、財布からの出し入れや持ち運ぶことを不便に感じるというからという人は多いのではないでしょうか。
それもそのはず、電子マネーを日常的に利用する人は年々増加の傾向にあります。
NIRA総合研究開発機構によるキャッシュレス決済実態調査では、次のような結果が出ていました。
支払い手段の利用状況について、各項目で「よく利用している」または「ときどき利用している」を回答した人の割合の合計をみると、「クレジットカード」は88%、「プリペイド式電子マネー」は66%、「QR・バーコード決済」は64%と高く、日常的によく利用されていることがわかる
クオカードを電子マネー化することで、不便に感じることも「使おうと思ったのに家に忘れてしまった」ということも無くなるのは大きなメリットと言えます!
5-2 買えるものが増える
クオカードは「全国共通ギフトカード」と言うものの、使えないものも多いです。
コンビニでも使えるため比較的便利ですが、次の商品に利用はできません。
これらの代金のお支払いにはご利用いただけませんのでご注意ください。
- 公共料金、通信販売等収納代行サービス
- プリペイドカード
- 切手、はがき、印紙
- タバコ
- チケット類
- 調剤(処方箋)
- その他当社、又は取扱店が指定した商品など
しかし、クオカードを換金して電子マネー化することで買えるものや使える店舗が大幅に増えます!
例えば、PayPayにすることで電気やガス・水道といった公共料金や、住民税・自動車税といったものも請求書払いが可能になります。
また、通常居酒屋ではクオカードは使えませんが、PayPayや楽天ペイなら対応している居酒屋も多いので利用可能な店舗も増えると言えるでしょう。
5-3 ポイントが貯まる
クオカードは現金同様に利用することが可能ですが、ポイント還元のサービスはありません。
しかし、PayPayやSuica等各種電子マネーなら利用で次のようにポイントが貯まります。
種類 | 還元率 / 通常 | 対象カード連携 |
---|---|---|
PayPay | 0.5〜1% | 最大2% |
Suica | 0.5〜1% | 最大8% |
WAON | 0.5〜1% | – |
楽天ペイ | 1% | 最大2.5% |
d払い | 0.5% | 最大2% |
その他、キャンペーンやクーポンの配布をするサービスも多く、場合によってはクオカードの換金時の手数料を無料にできることも不可能とは言えません。
PayPayや楽天サービスならポイント運用サービスもあるので、時間はかかるかもしれませんが上手に活用したら換金時の手数料分以上のポイントが返ってくるかもしれませんね!
5-4 比較的高く換金可能
クオカードは、種類にもよりますが換金率は高い部類に入ります。
換金に人気なギフトカードと比較すると次のとおり。
券種 | 換金相場 |
---|---|
クオカード | 90〜95% |
Appleギフトカード | 86〜92% |
Amazonギフト券 | 75〜85% |
人気のAppleギフトカード以上の換金率の高さです!
5-5 価値が下がりにくい
クオカードは、傷や汚れがついてしまうと換金率が下がります。
状態によっては50%以下になってしまうことも。
その点、電子マネー化すると劣化しない上、運営会社がなくなるようなよっぽどのことがない限りクオカードほど極端に価値が下がると言うことはまずありません。
まとめ
クオカードとQUOカードPayは電子マネー化できません。
また、クオカードをQUOカードPayに移行することもできません。
両方とも、PayPayやSuicaをはじめとする全ての電子マネーにチャージするには換金という方法をとりましょう。
満額換金することは難しくても、買えるものが増えたりポイントが貯まるメリットもあります!
クオカードを持ち運ぶのを不便に感じている場合は、換金もおすすめです。